AWSを覚えたてのプログラミング初心者の皆さん。
サーバーのことって、まず何から勉強したらいいかわからないのですよね。
個人的にはプログラミング言語を覚えるよりも、サーバー周りのことの方が理解しにくかったです。
僕がフロントエンドからプログラミングに入った人間なので、サーバーのことがなかなか理解できなかったのかもしれません。
しかし、AWSは別物でした。
AWSは非エンジニアでも操作できるように便利なツールが準備されているから、プログラミング初心者の皆さんでもかんたんに扱うことができるのです。
今回のテーマは、プログラミング初心者でもAWSが使えるようになるための、管理ツールについて解説していきます。
AWSを管理するマネジメントコンソール
サーバーの設定といったらSSH接続してコマンドで操作していくというイメージがあるとおもいます。
プログラミング初心者からしたら、ちょっと敷居が高いですよね。
しかし、AWSのマネジメントコンソールはサービスの設定をブラウザから行うことができるのです。
難しいコマンド操作は必要ありません。
さらに、日本語化されたドキュメントも豊富なので、これならプログラミング初心者でも使い安いですよね。
マネジメントコンソールにはスマホアプリもあるので、PCじゃなくても状況確認が可能です。
リージョンを選択
リージョンとは地域設定のことですね。
最初はバージニア州になっているので、東京等に変更しておくと良いでしょう。
同じサービスでもリージョンを変えれば別のものになるります。
そして、地域によっては利用できるサービスも違います。
サービス別にダッシュボードがある
AWSはサービスごとにメイン画面があり、これをダッシュボードといいます。
流れとしては、まず、リージョンの選択し、利用するサービスを決めて、ダッシュボードでサービスの設定をします。
リリースされた直後のできたばかりのサービスは基本的に日本語化されていません。
AWSに限らず最新の情報は英語です。
プログラミング初心者の皆さんは英語に拒否反応を示さず、ブラウザの翻訳など使って少しづつ解読できるようにしていくとよいでしょう。
AWS CLIでコマンドも使える
CLIとはコマンドやスクリプトでAWSのサービスを操作するものです。
サーバーの扱いに慣れてきたら、CLIを使うことで作業スピードを劇的にアップさせることができます。
CLIを利用するとプログラミングでサービスの操作を自動化したり、一括操作ができたりと何かと便利になります。
初心者から脱却したらぜひ使ってみると良いでしょう。
AWS IAMとは?
AWS IAMとはIDとアクセス管理のことです。
ユーザーに認証機能を設定することができます。
IAMには二種類存在します。
- 人に対して設定するIAMユーザー
- サービスやプログラムに対して設定するIAMロール
IAMはAWSのサービスとは別物で無料で利用できます。
IAM グループを使って作業を効率化
IAMを一つ一つ設定するのは大変なのですが、だからといってやってしまいがちなNGなIAMの使い方はこの2つ。
- アカウントの使いまわし
- 必要ない権限まで与える
これらは、セキュリティ的にやってはいけません。
しかし、IAMは一つ一つ設定してるとめんどくさしミスも起こりやすい。
それで、出てくるのがIAM グループなのです。
IAMグループは権限の設定をグループ化することができ、その権限グループをまとめてユーザーに与えることができるのです。
CloudWatchでサーバーを監視
サーバーっていうのは24時間正常に動くようにしておかなければいけません。
気づいたら止まってたなんてことになったら怖いですよね。
売上に大打撃を与えかねません。
だからといって、人間が常に24時間体制で監視し続けるなんて辛すぎる。
そんな仕事してたら、頭がおかしくなってしまいますよね。
CloudWatchを使うことでサーバーのリソースをモニタリングし、管理する事ができるようになるのです。
具体的にどんなことをしてくれるのかというとログなどを収集し、一定のしきい値を超えたらアクションを実行させることができるのです。
アクションはインスタンスの停止や起動、メール送信などなど。
サーバーを監視してくるCloudWatchをしっかり設定しておきましょう。
まとめ
- マネジメントコンソールでブラウザから操作
- リージョンで地域を選択する
- ダッシュボードからサービスを設定する
- CLIでコマンド・スクリプト操作もできる
- IAMで権限の管理
- CloudWatchで監視
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