初心者がプログラミングスキルを身につける時、一番肝心になってくるのは最初の取っ掛かりです。
多くの人が最初の数ヶ月で挫折してしまうのです。
最初のとっかかりをスムーズに乗り越えられるかどうかで、プログラミングのスキルアップ速度が大幅に変わってくるのです。
初心者がプログラミングの最初の壁を乗り越えるのに重要となってくるポイントは、気軽に質問できる人がいるかどうかです。
今回はプログラミング初心者がスピーディにプログラミングスキルを身につける方法について解説していきます。
1年目で挫折してしまう新米Webエンジニアの特徴
僕の知り合いのエピソードなのですが、エンジニアとして就職して入社1年目で鬱になって仕事を辞めたという話を聞いたことがあります。
その人が働いていた環境は、わからないことを気軽に質問できる人が社内にいなかったらしいです。
プログラミングの仕事をしてる人って気難しい人も一定数いますよね。
コミュニケーションスキルが乏しい人が多いと思います。
質問をするとキレ気味で返されたという経験もあるんじゃないでしょうか。
僕もたくさん嫌な思いをしてきました。
「なんでもかんでも質問しないで、自分で調べろ」っていう考え方の人が多いです。
確かに、まずは自分で調べるということも大切かもしれません。
しかし、駆け出しエンジニアというのは調べてもわからないかったり、そもそも調べ方がわからないって人も多いんじゃないでしょうか。
そんな人にとって、誰も教えてくれる人がいない職場環境は辛いですよね。
こんな劣悪な環境で仕事をしていても、スキルアップしていくのは難しいです。
僕は初心者なら質問が多くなって当たり前だと思います。
そもそも、わからないことを調べる力はある程度経験を積まないと身につきませんからね。
駆け出しエンジニア最終的には自分で調べられるようにする
プログラミングはわからないことを自分で調べらる力はとても重要です。
いつまで経っても、自分で調べるスキルが身につかず、人に質問してばかりというのも問題です。
最初は自分で問題を解決するのは難しいと思います。
しかし、経験を積んでいくうちにだんだん調べ方もわかるようになっていき、わざわざ誰かに質問するよりも自分で調べた方が手っ取り早いと気づくでしょう。
最初はどんどん質問して、最終的に自分で解決できるようにするというのが、理想的のスキルアップの手段なのです。
駆け出しエンジニアにはどんどん教えたほうがメリットある
なぜ、プログラミングは気軽に質問しにくい空気を出すのか?
それは、せっかく頑張って習得したプログラミングスキルを、ポッとでの初心者に簡単に教えてたまるかという考え方なんじゃないかなと思います。
しかし、こういった知識やスキルを独占していくという考え方は非常に古い考え方です。
プログラミングなんてものは、Google検索すればほとんどの答えを無料で見つけることができてしまいます。
つまり、人に教えられなくても自分で調べれば、結局できるようになってしまうのです。
独占するほど価値はありません。
だったら、初心者には進んで教えて、自分の信頼度を高めていった方がメリットがあるんじゃないでしょうか。
他人の質問に答えるためには自分もしっかり理解しておかなければいけませんし、win-winの関係になってるんじゃないかな。
プログラマーが増えると世の中の仕事が楽になっていく
世の中にもっとプログラマーが増えれば「時間をかけて根性でなんとかする」みたいな考えの人が減るんじゃないかなと思います。
データ入力や書類整理のような、単調でめんどくさい仕事もプログラミングが解決してくれます。
僕はプログラミングを覚える前に、何社か会社を辞めています。
辞めた原因の全ては、データ入力とかデータ整理とか、非生産的な仕事を押し付けられてきたからです。
将来、なんの役にも立たず、ただ年齢だけを積み重ねた価値のない人間になってしまう危険を感じたから。
そんな仕事を根絶させるためにはプログラマーが絶対必要なんだ。
非生産的な仕事がなくなり、みんながもっと生産的な仕事に力を入れられるようになればとても幸せな世の中ですよね。
そうすれば、人を鬱にさせるような仕事もなくなるんじゃないかな。
プログラミング初心者にプログラミングを教えて、一人前のプログラマーを育てていくという活動は世の中にとってとても価値のある活動だと思います。
とにかく、プログラミング初心者は気軽に質問できる人が近くにいた方が良いというのは間違いありません。
身近にプログラミングの質問ができる環境がないという方は、社外の人間に質問すれば良いんです。
僕もプログラミング初心者の質問に回答する活動をしていますので、職場で誰にも質問できず困っているのであれば、気軽に質問してください。
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