
戦う前に下調べを徹底的にして、必ず勝つ戦いしかしないという考え方聞いたことありませんか?
孫氏の兵法とか武田信玄の戦い方で、そんなことが書いてありませたね。
しかし、これって今の時代のビジネスにはそぐわないんじゃないかと僕は思います。
今回のテーマは必ず勝つ戦いしかしないビジネス戦略は間違っているんじゃないかというテーマでお話しをしていきます。
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徹底的に調べるビジネスは遅い
僕は今の時代に合ったビジネス戦略はとりあえずやってみることなんじゃないかなと思います。
徹底的に調べて、上手くいと完全に分かってから動き出すのは遅すぎるのです。
インターネットが発達して情報を簡単に掴むことができるようになったので、情報の価値はとても低くなりました。
オープンイノベーションとらいい、IT業界ではとくにこの考え方が進んでいます。
オープンイノベーションとは、要するに自分だけが知っている情報なんて、ほとんどないということです。
画期的かつ独創的なアイディアを思いついたとしても、もうすでに同じことを考えている人はたくさんいるでしょう。
すでにサービスとして展開されていることだって良くあります。
ノーベル賞クラスのハイレベルな研究者になってくれば話は別ですが、ビジネスレベルの話だと、世界中で誰かが同じようなことを考えているのです。
だからこそ、一早く認知度を上げて有名になれるかどうかがビジネス成功の鍵になってくるんじゃないでしょうか。
準備に準備を重ねて、成功を確信してから行動するなんてことをしていたら、誰かが同じことをすでに始めてしまっていて、付け入る隙がないくらい大きくなってしまっている可能性が高いのです。
1位を取る必要はない
スピード勝負でビジネスに取りかからないといけないなら、すでにあるサービスをやっても意味ないじゃん。
こんなふうに思う人もいるかもしれません。
しかし、これも間違った考え方です、
すでにやってる人がいるから成功しないなんてことはあり得ません。
世界的にネットショッピングで有名なのはamazonですよね。
しかし、日本では楽天やメルカリなど形式を変えて、様々なネットショッピングが利用されている。
もっと細かく見ると、個人でネットショッピングを運営して稼いでいる人だっています。
あなたは、ネットショッピングで世界一位を取りたいと考えているのであれば、ちょっと難しいかもしれません。
しかし、個人でも稼げるようになるというレベルの目標なら、ネットショッピングを始める価値は十分にあるのです。
実際、僕も中国から仕入れた商品をメルカリに掲載して、小銭を稼いだりもしています。
amazonなども利用して規模を大きくすれば、今からでも稼げるでしょう。
とりあえずなんでもやってみて、失敗して経験を積むことに価値があるんじゃないでしょうか。
失敗のリスクだけを考える
孫氏の兵法や武田信玄のやり方はあくまでも戦争の世界の話です。
負けたら、人の命がたくさん失われることになります。
だからこそ、必ず勝つ戦いしかできなかったのでしょう。
失敗が許されなかったのです。
一昔前のビジネスというのもそんな感じでしたよね。
銀行から借金をして、自分の人生を賭けた一発逆転のビジネスを仕掛ける。
こんなやり方をしていては、失敗できないのも当たり前です。
しかし、ビジネスはこんなに切羽詰まったものではないと僕は思いまく。
まずさ小さくてもいいから、いろんなビジネスな挑戦をしていき、上手くいきそうなものがあったら、時間とお金を投資したら良いだけなのです。
投資すると言っても、人生を懸けるような必要はありません。
失敗しても、またやり直しができるレベルで投資していけば良いんじゃないでしょうか。
インターネットを利用したビジネスは土地も必要ないし、設備投資もパソコンくらいでなんとかなります。
借金までしてら人生を懸ける理由がどこにもないのです。
生きるか死ぬかの大きなリスクがないのに、わざわざ下調べに時間をかける必要はあるのでしょうか?
そもそも、日本はセーフティネットがしっかりあるから、野垂れ死にすることもありません。
どうしようもなくなったら、生活保護を受ければ生きていけるのです。
こんな環境なら何もしない方がリスク高いと思いませんか?
ビジネスはやろうと思ったら、とりあえずやってみる。
やりながら調べて、うまく行きそうなら力を注ぐ。
これが、今の時代のビジネスのやり方なんじゃないでしょうか。
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