ネガティブな人って不安症で何かと損することが多い性格ですよね。
僕はめちゃくちゃネガティブなタイプで、いろんなことを不安に感じてしまい、どんどん膨れ上がって爆発しそうな時があります。
人の些細な言動に対して、別に考える必要もない裏の裏の裏まで読んでブルーになることなんてしょっちゅうです。
会社を辞めようと思った時、いろんな人の顔色が気になりました。
考えても仕方ないようなどうでもいいことを不安がってしまい、なかなか行動できなかったということもたくさんありました。
定番なのは辞めた後、次の仕事がちゃんと見つかるかですね。
一昔前はテレビやメディアが「新卒のがしたらヤバイ」「中途採用全然ない」みたいなこと言いすぎて世の中を不安にさせてるとこありましたよね。
あれよくないですよ。
もし独立して働こうと思っているのなら自分の進む道は本当にこっちであっているのかとか、ちゃんっと食べていけるのかとか、不安は尽きません。
自分が辞めたら誰かが悲しむかもしれないとか、迷惑がかかるかもしれないという気持ちもありますね。
組織を抜け出すのはめちゃくちゃカロリーを消費するから大変です。
この会社に残ってもプラスになることはないというのがわかっていたとしても、ずっと辞められずに定年を迎える人も多いんじゃないでしょうか。
そんな人にならないために、不安症やネガティブな性格を矯正する方法を紹介します。
脳科学的にネガティブな人を解明
ネガティブはもってうまれた性格だからどうしようもないと諦めるのはちょっと早いです。
脳科学的にネガティブを治す方法はあるんです。
ネガティブな人とポジティブな人って、全く同じ体験をしても感じ方が違うのは不思議ですよね。
転んで怪我した時に、ネガティブな人は外なんか行かないで部屋に閉じこもっていた方が良かったと思ってしまいます。
そうして引きこもりが増えていくんですね。
しかし、ポジティブな人は怪我だけで住んで良かった、死ななくて良かったと、すぐに考えを切り替えることができるのです。
入院するほどの大怪我だったとしても「仕事休めるから嬉しい」とか「可愛い看護師に出会うことができた」と前向きに感じるでしょう。
ここまで感じ方が違ってくる理由は単純に脳の情報処理の仕方が違うだけです。
この処理の仕方を変えるようにトレーニングをすることで、ネガティブな人前向きになれるのです。
同じ体験をした時、最初に感じることはみんな同じです。
怪我をしたらみんな嫌な気持ちになります。
その後、考え方を切り替えて幸福や不幸を感じる時間が制御できるのがポジティブな人です。
ポジティブと鈍感を勘違いしている人がいますが、何か嫌なことを感じるのはみんな一緒です。
たまに嫌なことすら感じない人もいますが、これはただ鈍感なだけで人の気持もあまり汲み取れません。
鈍感とポジティブはぜんぜん違います。
立ち直りが早い人は成功する
ネガティブな気持ちは行動にも悪影響が出てきますよね。
僕は朝起きて、めちゃくちゃやる気に満ち溢れていたとしても、なんか嫌なことがあって落ち込むと、その翌日くらいまで、やる気ゼロになってしまいます。
せっかく高めていったモチベーションを一気に持ってかれるので、めちゃくちゃ勿体無いですよね。
ポジティブな感情がすぐに終わってしまい、意識して蓄積させていかなければならないのに対し、ネガティブなことだけが些細なことでも長く頭の中をぐるぐる駆け巡ってしまいます。
たとえ良いことがあったとしても素直に喜べず、これにはなんか裏があるとすぐに脳が警告を出してしまうのです。
しかし、そんな僕も少しづつ変わってきました。
情報処理の仕方を変えるトレーニングを続けることで、少しづつネガティブな気持ちをどこかに逃がせるようになりました。
そのトレーニング方法がこちら。
4行日記で情報処理を変える
4行日記とは1日の出来事を4行にまとめます。
紙に書くのが一番良いですが、スマホのアプリもいろいろあるのでそっちを使ってみてもいいいでしょう。
一日の一番ネガティブなことを一つだけ書き、ポジティブなことを4つ書く。
そして4行の短い文章の中に「事実」「発見」「教訓」「宣言」を組み込み短い文章を作っていきます。
1日5分もあればできるので、習慣にもしやすいです。
書いた日記を後で読み返すというのも重要なので、僕は週末に読み返えすようにしています。
この手法はプロスポーツ選手も行っていて、脳科学的にも自己コントロール機能を鍛える優れたトレーニングです。
スポーツ選手が辛いトレーニングを毎日続けることができる理由は自己コントロール能力が鍛えられているからなのですね。
メンタル的に落ちていてもすぐに気持ちを切り替える力って、すごい武器になります。
ネガティブな感情の持続を短くし、ポジティブな感情を長く続くように脳の情報処理の仕方を矯正させるトレーニングを今日から始めてみてはいかがでしょうか。
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