ビジネス力の強化に必要な記憶力は想起・思い出す力

想起とは、一般的な言葉で言うと思い出すことだ。ビジネスでは一定時間が経過した後に、保存してあった記憶を思い出すということがとても大切だ。

記憶力の中で「思い出す」ということは軽視されがちである。物事を記憶をしようとした時。覚えることばかりを意識していませんか?

どちらかというと思い出すことの方が大切なのだ。インプットしたものアウトプットすることで記憶として成り立つのである。

記憶はPCの使い方にもよく似ている。情報の入力ばかり意識して、デスクトップに新しいファイルが散らばっていたら、必要な時に必要な情報を引っ張り出すことが難しくなりますよね。

一生開かないファイルなんて作った意味ないんですよ。

記憶を思い出しやすくする方法

記憶はある手がかりに対応して思い出されます。

インターネットの検索に例えるとわかりやすい。情報を引っ張り出すためにキーワードを入力して検索することで関連したページの一覧がでてきます。記憶を思い出す仕組みとしてはこれと同じなのです。

物事の記憶に対してキーワードを関連づける。これが記憶を思い出しやすくするための方法なのだ。

インターネットの検索と人間の脳の違い

インターネットの検索は言語的なものを検索のキーワードとして設定しますが、人間の脳は言語的なものだけでなく、イメージや映像を検索キーワードとして設定することができるだ。

他にも嗅覚や触覚など様々な情報を手がかりに保存された記憶を引っ張り出すことができます。何かをきっかけにふいに昔の記憶を思い出すなんて経験よくあるんじゃないでしょうか。

思い出すための手がかりはとても重要ですが、重要性に気づいていない人がたくさんいます。

何か記憶しようと思った時事柄をひたすら暗唱したり、ノートに書いたりするよりも、記憶の手がかり・関連付ける何かを作った方が効果的なのである。

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