今まで生きてきたなかでどうして人間にはどうしてこんな無駄な感情があるのかという疑問に思っていました。
仕事をしていく上で絶対に不要な感情が怒りなんじゃないかなと思います。怒って大きな声を出してその場で周りの人間を従えることができたとしても、そんなの無意味。
怒りっぽい人の周りに人が集まってくっるわけない。集まってきたとしても、それはだいたいお金目当て。
集まってきたとしても、それはだいたいお金目当て。
数年前とても怒りっぽい社長のもとで仕事をしたことがありました。
その社長は金持ちで、六本木でよく豪遊していましたが、いろんな人に嫌われていてかわいそうな人でした。尊敬なんてこれっぽちもできない。
怒声と口先達者で人を言いくるめるのは得意だが、お金以外に人をつなぎ止める手段も知らないみたいでしたね。
最終的にいろんな敵を作って裁判沙汰になり落ちぶれていきました。
そんなこんなで怒りがいい方向に転がって仕事がうまくいったなんて話は聞いたことありません。
私生活でもイライラしてる人に人間的魅力なんてゼロ。
仕事上でもプライベート上でも仲良くしたいと思わない。なるべく遠ざけない。
無駄を省く事がビジネスで必要なことなら…
仕事上で意見の衝突なんてのはよくあること。自分の意見が正しいと思って意見を通そうと怒ってばかりいては、いつか周りには誰もいなくなるでしょう。
そんな仕事をしていく上で不要、無駄な感情ならいっそのこと捨ててしまった方がいい。
感情のコントロールなんていう悟りを開くような修行をしなくても簡単に怒りを捨てる方法があるんです。
アンガーマネジメントを知っていますか?
アンガーマネジメントとは文字どうりの意味ですが、中途半端に偉くなってしまった人ほど、これができない人が本当に多いんです。
自分が何で怒っているのかを要因をはっきりさせること、怒ることによってどんなリスクがあるのかをしっかり把握し、怒りの要因とリスクを天秤にかけて、今怒ることのデメリットが大きいと判断できれば怒りなんてものは湧いてこないものです。
怒りの要因なんてのは基本的にはたいしたことないもので、大きな声を上げて周囲の評判を落とすことのほうが圧倒的にデメリットなことが多いです。
会社員でいるうちは、損得よりも自分の感情を大切にしてしまうことが多いですが、独立開業を目指すのであれば、ビジネス的思考を身に付け、損得で物事を考えるのに長けていなければなりません。
怒ることにメリットがないと判断さえできればそれだけで怒りなんてものはどっかに飛んでいってしまうでしょう。
アンガーマネジメントとかカッコよさそうな横文字を並べてますが、イライラして怒ってる人間ってのはバカみたいでカッコ悪い。
顔を真っ赤にして感情をむきだしにして大きな声をだして、笑っちゃいますよね。
ダサいことはしたくないから怒らない結局はこれが一番なんですがね。