
今回のテーマはモチベーションを奪ってしまう間違った働き方について話していきます。
体育会系の営業会社では当然とされていた、ある働き方が社員のモチベーションを奪ってしまい、心にも体日も悪い影響を与えていることがわかりました。
[business_backbone]
郵便局のかんぽ生命からわかる厳しいノルマのデメリット
郵便局のかんぽ生命がとんでもない犯罪行為をしていたのが話題になりました。
- 保険料の二重払
- 偽造書類で契約させる
- 老人に無意味な保険を大量に契約させる
判断能力の鈍った、高齢者をゆくキャラとか半ボケと呼びお金をだまし取っていたなんて、オレオレ詐欺と同じようなことをやっていたのです。
この原因となったのが厳しいノルマだったのです。
郵便局は郵便配達が完全にビジネスとしてなりたっておらず、制度を維持するために毎年200億円もの赤字を出していました。
そこを補填するために金融商品であるかんぽ生命の営業に厳しいノルマをかけていたのです。
ノルマというのは営業をやっていると当たり前と思うかもしれませんが、それはバブル時代の考え方じゃないかと僕は思います。
営業のノルマにどういうイメージがありますか?
- 達成しないといけないもの
- 達成できないとペナルティがある
このようなネガティブなイメージがあると思います。
要するにノルマというのはネガティブなモチベーションとして営業マンに影響を与えているのです。
ネガティブなモチベーションというのは、一時的に上げることはできるのかもしれませんが、長くは続きません。
不真面目な人なら、上司に怒られないように真面目に働いているフリをして、上司がいなくなったらサボり上手くやっていけるかもしれません。
しかし、真面目な人はそうもいきませんよね。
心と身体を徐々に蝕まれてしまうので要注意です。
とにかく厳しいノルマを課す会社というのは、労働力を使い捨てとしか思っていない経営者がやることなので、会社を辞めるという選択は普通の考え方です。
真面目に頑張っている人が病気になって損をするなんて、絶対おかしいと思いませんか?
後ろめたく思う必要もありませんので、すぐにでも辞めるべきでしょう。
正しいモチベーションの上げ方とは?
ネガティブなモチベーションがあまり意味ないということはわかったと思いますが、じゃあどうすれば正しくモチベーションを上げることができるのでしょうか?
それは、内部からモチベーションが上がるような働着方の仕組みをつくることです。
簡単な例は歩合とか昇給ですね。
お金がもらえるから、給料が上がるから頑張るというのは、ポジティブなモチベーションとなるので持続しやすいのです。
他にも自分の仕事は世の中に必要とされているとか、誰かのためになっている、と思えるかどうかでモチベーションは大きく変わってくるのです。
商品が粗悪にも関わらず改善がぜんぜんされなくて、厳しいノルマばかり課してくる会社っていうのは悪党の可能性が高いです。
大きな事件に巻き込まれる前に離れることをオススメします。
結果だけを重視しすぎる会社も危険
ビジネス書などで「結果にかだわる」っていう言葉をよく聞きますが、僕はこの言葉はあまり好きではありません。
結果出すためなら不正をして良いと勘違いしてしまう人が出てくるからです。
場合によっては結果にこだわることも大事だと思いますが、営業のようにお客さんとの信頼で成り立つ業種に関しては、結果だけを重視してはいけないと僕は思います。
かんぽ生命の事件では厳しいノルマを達成するために、詐欺行為までしてしまいました。
詐欺までに至らないにしても、お客さんが不快に感じる強引な契約もたくさんやっていたと思います。
僕は今まで個人営業で成績優秀と評価されていた人に何人か会ったことがありますが、皆どことなく危ない雰囲気を持っていて、犯罪グループの幹部と言われても納得してしまうような人ばかりでした。
結果を出すために違法すれすれのことをやってることも多いし、結果が全てなんて言ってる会社は危ないので、なるべく距離をおいた方が良さそうです。
自分が正しいと思ったことに従う働き方
かんぽ生命がやってきた詐欺の件数は、オレオレ詐欺より数が多かったてことには驚きました。
全国どこにでもある郵便局は犯罪者の拠点になっているんです。
きっと明るみに出ていないだけで、かんぽ生命と同じように不正契約をしている会社っていくらでもあると思う。
会社のやり方がおかしいと思った時、疑問をもちながら働くというのは心身に悪影響があります。
大企業だから、給料がいいからっていう理由だけで働くのは危険な考え方です。
自分で正しいと思った働き方をしている方がよっぽど幸せだと僕は思います。
今回のまとめ
- ノルマの設定はモチベーションが下がる
- 結果にこだわりすぎる営業会社は危険
- 自分が正しいと思った働き方を選択する
コメント