【人付き合いがうまくいく】仕事に役立つ人の心を動かす方法

僕は以前「人を使う」という言葉が嫌いでした。

ブログ記事にもしたことがあります。
嫌いなビジネス用語「上手な人の使い方」 「人心掌握」

この言葉が嫌いな理由は、ビジネス書の言葉を鵜呑してなんでもかんでも人を使いたがる人が多いからでした。

しかし、「人を使う」のではなく「人を動かす」というのはとても良いんじゃないかなと思っています。

今回のテーマは人を「使う」のではなく人を「動かす」方法について話していきたいと思います。

人の動かし方が上手くなれば人付き合いも、仕事のやり取りも、たくさんの人間関係を円滑に進められるようになるでしょう。

この内容は、D・カーネギーさんの著書「人を動かす」という本を参考にしています。

詳しく知りたいという人は、買って読んでみてください。

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相手を批判しても意味がない

とある極悪非道な犯罪者が、死刑執行の瞬間まで自分は悪くないと本気で思っていたという事例があります。

誰がどう見ても悪なのに、自分では悪とは思っていなかったのです。

人間は批判されると自己防衛のために自分がやった間違った行いを正当化し自分は正しい、原因は他にあると意固地になってしまう傾向があります。

失敗をした時、誰かに責められ批判されて素直に謝れなくなってしまったという経験は誰もがあるんじゃないでしょうか。

批判をしたところで、相手は自分のことを正当化して反発するので、相手が完全に悪だったとしても批判は良い結果を生み出さないのです。

仕事上でミスをしてしまった時、上司に「お前はこういう部分がダメだから直せ」と批判的に注意されたされたとします。

この時、部下はどのように感じるでしょうか?

自分が悪かったとしっかり反省できる人なんて少数です。

「そんな言い方しなくていいだろ」と不満を抱えながら形式だけ謝るという人がほとんどじゃないでしょうか。

僕は親にも学校の先生にも上司にも、強く怒られた時ほど心のなかでは真っ向から反発していました。

一応、謝る素振りだけはしてましたが、自分が悪いとなんて微塵も感じていなかったし、嫌なやつが嫌なことを言ってきたくらいにしか思っていませんでした。

悪いと思ったことを批判するのは簡単だけど、それは相手にとっても自分にとっても損をしているだけになってしまうのです。

もし、相手の間違いを正したいと思うのであれば、感情的にはならず、決して批判せず、事実と自分の考えを伝えるというのが一番良い方法なのです。

伝え方を工夫するだけで人間関係は良い方向に向かっていくでしょう。

人のモチベーションを上げる方法

人のモチベーションって自分が必要とされているかどうかで変わってくるって知ってましたか?

やる気の無い人にいくら「やる気を出せ」と言ったところで返ってくる言葉は「めんどくさい」だけです。

強く言えば言うほど強い反発が返ってくるでしょう。

やる気のない人にやる気を出させるためには、自分が会社や世間にとって重要な存在であるという感覚をもたせることが大切だったのです。

よくありがちな「あなたのためを思って言ってる」というのは余計なお世話以外のなにものでもありません。

本当に相手のことを思っているのであれば頭ごなしに注意するのではなく、自発的に動きたくなるような工夫まで考えて伝えるのが優しさではないでしょうか。

本当の意味で人を動かす

人を動かすというのは命令をして動かすのではなく、自分で気づき自発的に行動してもらえるように工夫をすることだったんです。

本当の意味で人を動かせる人の特徴は3つ。

  • 批判しない
  • 非難しない
  • 文句を言わない

身の回りに人間関係を作るのが上手くて、周りから尊敬されてる人ってこの3つの特徴を持ち合わせているんじゃないでしょうか。

ただ命令をするだけで、恐怖を使って人を動かす上司ってたくさんいますよね。

僕はこんな上司がいたら3日も経たずに会社を辞めるでしょう。

3日で会社を辞めたら根性がないやつと思われるかもしれません。

しかし、貴重な人生をダメな会社で浪費する方がもったいないと思います。

就活する時、会社を一生懸命調べ上げたところで、どんな上司が居るのかまではわかりません。

どんな上司が居るかは運任せでしかないのです。

明らかに上に立つべき人間じゃない上司にあたってしまったら、早めに見限って辞めることの何が間違っているのでしょうか。

今後、何が何でも会社にすがって働きたいという会社員は減っていくと思います。

個人で仕事できる仕事が増え、会社にメリットがないと思えばすぐ辞めるでしょう。

人の上に立つ立場の人は「人の動かし方」について徹底的に勉強することをオススメします。

人を動かしたいのであれば、相手の立場になって考えなえる必要があります。

自分がこうして欲しいという欲求ばかり言ってしまうのは、自己中心的な考え方で嫌われて終わりです。

魚釣りも、餌がないと魚は思い通りに動いてくれませんし、釣ることなんてできません。

自分がこうしてほしいと思うのであれば、どうすれば相手は動いてくれるか考える必要があります。

そして相手の欲求を上手く利用すれば、人を動かす事ができるようになるでしょう。

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